WordPress バックアップ 方法について調べている方は、「万が一のトラブルに備えて、今のうちにやっておきたい」と考えているのではないでしょうか。せっかく積み上げてきた記事や設定が一瞬で失われるのは避けたいものです。この記事では、バックアップの取り方から保存先の選び方、実際に復元する際の手順まで、初心者向けに具体的に解説します。
結論:自動バックアップ機能があるサーバーなら、まずはそれを有効化しよう
多くのレンタルサーバーには標準で自動バックアップ機能が備わっています。まずは契約中のサーバーにその機能があるか確認し、有効化するのが最も手軽で確実な第一歩です。そのうえで、より万全を期したい場合はプラグインによるバックアップも併用します。
なぜバックアップが必要なのか
WordPressサイトは、プラグインの不具合、誤操作による削除、ハッキングによる改ざん、サーバー障害など、さまざまな原因でデータが失われるリスクを抱えています。どれだけ注意深く運営していても、100%の防止は難しいため、「何かあったときに戻せる状態」を用意しておくことが運営の基本になります。
バックアップすべき2つのデータ
1. データベース
記事本文、コメント、設定情報などが保存されている部分です。日々更新される情報なので、頻繁にバックアップすべき対象になります。データベースの役割については別記事でも詳しく解説しています。
2. ファイル(画像・テーマ・プラグイン)
アップロードした画像や、テーマ・プラグインのプログラムファイルです。データベースほど頻繁には変わりませんが、こちらも定期的にバックアップしておく必要があります。
バックアップの取り方【3つの方法】
方法1:サーバーの自動バックアップ機能を使う
多くのレンタルサーバーには、コントロールパネルから有効化できる自動バックアップ機能が用意されています。設定した頻度(毎日・毎週など)で自動的にバックアップが作成されるため、一度設定すれば手間がかかりません。まずはこの機能があるかを確認するのが最も手軽な方法です。
▶ 「レンタルサーバーの自動バックアップ比較」記事https://logicahub.com/2026/08/10/%e3%83%ac%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%ab%e3%82%b5%e3%83%bc%e3%83%90%e3%83%bc%e3%81%8a%e3%81%99%e3%81%99%e3%82%81%e6%af%94%e8%bc%834%e9%81%b8/
方法2:バックアッププラグインを使う
WordPress専用のバックアッププラグインを使えば、管理画面から手動または自動でバックアップを取得できます。サーバー側の機能と併用することで、二重の備えになります。プラグインの選び方は別記事でも解説しています。
▶ 「WordPressおすすめプラグイン10選」記事https://logicahub.com/2026/08/14/%e3%80%902026%e5%b9%b4-%e6%9c%80%e6%96%b0%e3%80%91wordpress%e3%81%8a%e3%81%99%e3%81%99%e3%82%81%e3%83%97%e3%83%a9%e3%82%b0%e3%82%a4%e3%83%b310%e9%81%b8/
方法3:手動でファイルをダウンロードする
サーバーのファイル管理機能やFTPソフトを使って、手動でファイル一式をダウンロードする方法です。手間はかかりますが、大きな更新作業の前など、確実にその時点の状態を残しておきたい場面で有効です。
バックアップの保存先はどこがいいか
バックアップデータは、契約しているサーバー内だけに保存するのは避けたほうが安全です。サーバー自体に障害が起きた場合、バックアップデータごと失われるリスクがあるためです。一般的には、次のような外部の保存先と併用することが推奨されています。
- クラウドストレージ:Googleドライブなどの外部サービスに保存する方法
- 自分のパソコン:定期的にダウンロードして手元にも保管しておく方法
- 遠隔地バックアップに対応したサーバー:契約しているサーバー自体が、物理的に離れた場所にもデータを保管する仕組みを持っている場合、この点も安心材料になります
💡 「サーバー内にバックアップがあるから安心」と思い込むのは危険です。サーバー障害・災害時のリスクに備えて、外部の保存先も必ず用意しておきましょう。
実際に復元する手順
いざという時に慌てないよう、復元の流れも把握しておきましょう。
ステップ1:現在の状態を先に確認・記録する
復元作業に入る前に、現在何が起きているのか(記事が消えた、サイトが真っ白になったなど)を整理しておきましょう。
ステップ2:使用しているバックアップ方法に応じて復元する
サーバーの自動バックアップ機能を使っている場合は、コントロールパネルから「復元したい日時」を選んで復元を実行します。プラグインを使っている場合は、管理画面の該当メニューから復元ファイルを選んで実行します。
ステップ3:復元後の表示を確認する
復元が完了したら、サイトが正常に表示されているか、記事が意図した状態に戻っているかを確認しましょう。データベースとファイルの両方が正しく復元されているかのチェックも忘れずに行います。
💡 復元作業は、直近の変更内容が失われる可能性があります。可能であれば、復元前の状態も別途保存してから作業することをおすすめします。
バックアップ頻度の目安
| サイトの更新頻度 | 推奨バックアップ頻度 |
|---|---|
| 毎日記事を更新している | 毎日 |
| 週に数回更新している | 週1〜数回 |
| 更新頻度が低い | 月1回程度、または大きな変更の前後 |
更新頻度が高いサイトほど、こまめなバックアップが望ましいといえます。自動バックアップ機能を使えば、頻度を設定するだけで手間をかけずに対応できます。
復元後にやっておきたい確認作業
復元が完了した直後は、表面的な表示だけでなく、いくつかの項目を細かくチェックしておくと安心です。まず、直近で公開した記事が復元後も存在しているか、コメント欄のやり取りが失われていないかを確認しましょう。あわせて、プラグインの設定内容や、独自にカスタマイズしたテーマの表示が崩れていないかもチェックポイントです。復元は「元の状態に戻す」作業である以上、復元ポイントより後に行った変更はすべて失われることになるため、可能であれば直近の変更点をメモしておき、復元後に手動で再適用するという流れが確実です。
バックアップに関するよくある失敗
- バックアップを取ったつもりで、実は設定が有効になっていなかった:設定後は一度テストとして復元手順を確認しておくと安心です
- サーバー内だけにバックアップを保存していた:サーバー障害時に共倒れになるリスクがあります
- 大きな更新作業の直前にバックアップを取り忘れた:テーマ変更やプラグインの大幅な更新前は、必ず手動でもバックアップを取っておく習慣をつけましょう
よくある質問(FAQ)
Q1. バックアップは無料でできますか?
多くのレンタルサーバーで自動バックアップ機能が標準搭載されており、追加費用なしで利用できる場合が多いです。無料のバックアッププラグインも複数存在します。
Q2. バックアップはどのくらいの頻度で取ればいいですか?
サイトの更新頻度に応じて調整するのが一般的です。毎日記事を更新するサイトなら毎日、更新頻度が低いサイトなら週1回〜月1回程度でも十分な場合があります。
Q3. バックアップデータはどこに保存すればいいですか?
サーバー内だけでなく、クラウドストレージや自分のパソコンなど、外部の保存先も併用することをおすすめします。
Q4. 復元作業は難しいですか?
サーバーの自動バックアップ機能やプラグインを使っていれば、管理画面から数クリックで復元できるケースがほとんどです。ただし、作業前に現在の状態を整理しておくことが大切です。
Q5. バックアップを取っていないとどうなりますか?
トラブルが起きた際に、記事やデータを元に戻す手段がなくなってしまいます。特に長期間運営してきたサイトほど、失うものが大きくなるため注意が必要です。
まとめ|サーバーの自動バックアップ機能から確認しよう
WordPressのバックアップは、まず契約中のサーバーに自動バックアップ機能があるかを確認し、有効化することから始めるのが基本です。そのうえで、プラグインや手動での保存を組み合わせることで、より万全な備えになります。
- データベースとファイル、両方のバックアップが必要
- 保存先はサーバー内だけでなく外部にも用意する
- 復元作業の流れも事前に把握しておくと、いざという時に慌てない
実際にサイトにトラブルが起きてしまった場合の対処法は、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶ 「WordPressサイトが壊れたときの復旧方法」記事https://logicahub.com/2026/08/14/wordpress%e3%82%b5%e3%82%a4%e3%83%88%e3%81%8c%e5%a3%8a%e3%82%8c%e3%81%9f%e3%81%a8%e3%81%8d%e3%81%ae%e5%be%a9%e6%97%a7%e6%96%b9%e6%b3%95/

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